おめでとう

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つい昨日、国家試験の合格発表があった。ことしは、厳しい合格率になったが、うちに来た実習生は、一人を除いて、皆合格した。ラインでの一報、驚いたけど、本当にうれしかった。わが子のように、愛おしく思うのは、教師冥利につきるのだろう。まずは、スタートラインに立てた、資格職というのは、本当に身を助けるのが、後々わかることと思う、まずは、病院、ドラッグ、薬局に就職、そこで、オイラが教えた社会人としての4つのキーワードを思い出してほしい。これからいろいな人と仕事をしていく。学生時代とはまったく異なる年齢層の人たちと仕事をしていくことになる。己はいったい何者かが、早くわかれば、大怪我はしないだろう。でもこれが難しい、自己を客観的に見ることは、至難の業である。実習中に教えた、3年、5年、7年のスパンを忘れないように、必ず自分の足跡を振り返ってほしい。そしてまた前を向いてがんばってほしい。それと、薬剤師になってからの4つのキーワードをわすれなでほしい。人生長いようで、短い。30を過ぎるとあっという間に、年をとる。光陰矢の如し、毎日の生活に慣れてしまい、終わりなき日常になってしまう。オイラぐらいに年をとると、こんどは向こうに、虹の橋が見えてくる。若い諸君は、向こうに希望の光がみえるだろう。老婆心ながら、皆の手伝いが出来ればと思っている。それが、おいらの本懐である。

2020年3月26日