今回は、千葉の被害が甚大でしたね。地域の基幹病院は自家発電、自衛隊の給水活動に支えられて、地域住民のために奮闘しておりました。救急車も頻回に走っておりました。しかし、門前薬局は、3日間にわたる停電、断水のために、この暑い中、管理薬剤師を陣頭に、首にタオルを巻いて、保冷剤を首につけ、水分を補給しつつ、懐中電灯で調剤棚を照らし、事務さんは、預かり金の処理に負われ、奮闘している同業者を目のあたりにしました。一概に門前薬局は、けしからんという評価はいかがなものか?と考えさせられます。みな、家に帰っても、停電、断水で、お風呂も入れず、食べ物もなく、自身を鼓舞して、仕事に打ち込む姿には、かかりつけ、在宅の枠を超えた評価が必要かと思います。
危機管理とは、いつ何時のために、金銭を惜しまず対策を練るのが、企業の責任でしょう。昔、仕分け事業というものがありましたが、例えば、消防なんか、火事なんか滅多に起こらないから、予算を削減しろとか、戦争なんか起きないから自衛隊なんか縮小してしまえと言った、モラルの低い考え方ではありませんか?
彼女たちの、献身的な働きは、いつかきっと、誰かが評価してくれます。少なくとも私はね。本当にありがとう。