晴渡る空のように

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ミラノ冬季オリンピックが終了した。今回は日本のメダル獲得数が過去最高の数を記録した。オイラ年を取ったせいか涙もろくなった。冬季オリンピックということで、故郷北海道の選手が頑張っているのが嬉しい。

今回のオリンピックは本当に心を打たれたよ。大泣きしたもんね。スノーボードの躍進、フィギュアスケートの躍進、そして女子スピードスケート。残念ながらメダルに届かなかった選手もいて、悔しい思いをしたことだろう。メダルを取ってもさらなる高みを目指し、次の4年後にリベンジを果たすと言っていた選手もいた。

そのなかで特に印象に残ったのが高木美帆選手だ。彼女は、女子スピードスケート界を背負い、自身でチームを立ち上げ、500、1000,パシュートを銅メダルを獲得した。残るは本命の1500mm、世界記録保持者でもある。それまでのレースも全力を出し、パシュートに関しては、本当に惚れ惚れするぐらいの3選手の同調は見事で、世界一だとおもう。それでも、オランダも壁は厚かった、ほんの0,12秒の違いで、3位決定戦に回った。高木選手は、一瞬後ろを振り返るシーンがあったが、4年前の悪夢を思い出したのだろう。姉の那奈さんのことも思っていたに違いない。3位決定戦では、アメリカを寄せ付けず、見事な勝利だった。

1500mmは、美帆選手は果敢に攻めた。金メダルを目指して、それこそ残されていたすべての力を出し切って戦った。結果は6位、本当に無念だったろう。彼女と共に戦ってきた、チームのメンバーを見ると、美帆さんは涙が止まらなくなっていた。同じチームの中国の選手も駆け寄ってきて、お互いに涙を流していた。本当に皆から尊敬されているんだね。ナショナルチームを離れ、チームGOLDを立ち上げ、後輩を育成し、自身はメダルを取り、常に前を向いて、歩んできた美帆さんは本当に偉大なアスリートです。

戦いに敗れ、みんなに感謝の挨拶をしている姿は、全くメイクもなく、すっぴんのままであったが、あんなにも輝いてキラキラしている顔をみると、無性に泣けてきたよ。全力を出し切った、やり遂げた姿というのは、誰が見ても素敵で美しい、たとえ結果が伴わなくてもね。

もう一人 ノルディック複合の渡部 暁斗選手である。彼は素晴らしいコメントを残している。「季節外れの桜は咲かせることはできなかったんですけど、最後の花びら一枚散っていくところを皆さんに見ていただけた。道半ば散っていった桜がこの先を行く若い選手たちの道しるべになってくれれば本望」これにはまたも泣いたよ。素晴らしいね。詩人だね。

この2人が、最も印象に残った二人です。もちろん、フィギュアスケート、スノーボードのメダルラッシュも印象に残ったけど、敗者の美学的な感覚は、日本人独特のものかもしれない。それが、徒然草137段の名言に繋がるのだろう。

アスリートたちは、国民に感謝と勇気を与えてくれて本当にありがとう。ご苦労様、この表題の曲を贈ります。

 

 

2026年2月25日