巧遅は拙速にしかず

ビジネスの世界では、いかにライバルを出し抜き、追い越さなくては、自分たちが生きていけない。そのために、日々開発し、実験し、試行錯誤しながら、情報を収集して、企業戦略を立てる。以前、病院に勤めている時に、理事長より病院機能評価を受審せよというご下命を賜った。パートナーとして、元大手製薬メーカーの統括本部長まで勤めた方と、一緒に仕事をすることが出来た。彼から、得るものは大きかった。あるとき、彼から、医療業界というのは、期限、迅速さを求めないんでしょうか?Drなんかは、日々の診療が忙しいといって、全然協力してくれないとぼやいていた。いつまでに何をするということが、全然出来ていない。そこで、上の様な格言をはなされた。何事も、迅速に、いつまでというということが、大切だと言うことを話された。それと優先順位、これが出来ないと仕事は丁寧でも、だめと話されていた。仕事の優先順位は、難しい。やはり、経験がものを言う。初動対応が大切かを話されていた。

薬局も今までは、早く出せば良いと思われて、早く出すことを考えていた。しかし、調剤報酬の度重なる更新により、ものから人に対して、加算点が付くようになった。喜ばしいことではある。しかし、いままで町の薬局では、当たり前のことをしてきたのが、点数化されただけのことである。すこし無理があるのは、否めない。医療業界では、直ちに上の格言を実行するのは難しい。いくら仕事が早くても、間違いだらけでは、命に関わることがあるからである。調剤過誤をなくし、100%の仕事を、短時間にこなすには、経験とヒューマンエラーを防止するインフラ整備が欠かせない。でも、正直なところ、患者を待たせているから、他の薬局に行ってしまい売り上げが減少してしまっては、経営上よろしくない。難しいところである。

なんでも、スピード感をもって、仕事をしないと、みんなで泥の船に乗ってしまうことになる。ね、イクミ、クマ五郎

 

2020年7月11日

李下に冠を正さず

人間偉くなると、どうしても驕りや慢心が出てくる。大きな組織になればなるほど、社会的地位が向上するほど、注意しなくてはいけない。薬局は、医薬品医療機器等法に基づく様々な規制を受けている。薬局は必ず調剤室を有しており、薬剤師が常駐して医師等の処方箋に基づいた医薬品を調剤することができる。2006年(平成18年)の医療法改正により、『調剤を実施する薬局』は医療提供施設と位置づけられた。これにより薬局が単なる医薬品販売店舗でなく、調剤という医療を提供する場所でもあることが明文化された。一つの医療機関である。医薬分業が、岐路に立たされている現在、制度の変化とともに、経営者は頭を悩ませている。最終的に、患者さんに選んでもらわないと、生きていけない。患者ファーストである。そのために、様々なサービスを提供している。我々薬剤師は、薬の専門家であるので、なぜこの薬を飲まなくてはいけないのか、服薬の動機付けをわかりやすく説明する必要がある。それが、サービス業たる側面ではないか?日本医師会の会長が変わった。ただ薬を出すだけの、調剤薬局はいかかなものかと、苦言を呈されている。今後厳しい調剤報酬が予想される。

患者アンケートによると、多数が立地条件すなわち、病院、クリニックから近いところを挙げている。そうすると、圧倒的に敷地内薬局は有利である。どこでもらっても薬は同じ、特に話なんかいらねえよという人は、すぐ目の前の薬局に行くだろう。

知人の薬局は、大手調剤薬局が敷地内にできて、売り上げ半減、しかもコロナで、病院自体が患者数減少とダブルパンチだ。知人の薬局は、病院の敷地の隣に隣接して立っている。以前患者さんから、薬局は見えるのに行けないといわれ、薬局と病院とを隔てるフェンスを一部撤去した。それにより、だいぶ来やすくなったと、、杖をついたお年寄りが歩いてくる利便性を図った感じになっていた。

ところが、近時、その獣道に、ゴミ箱や倒木、枯れ葉が敷き詰められて、患者を通させないようにしている。これは驚いた。病院側の言い分では、滑って危ないとか、人の土地で手が出せないとか言っているらしいが、真意はわからない。大手薬局と結託して、患者を通させないようにしているとしか、思えない。たとえ大手薬局がそんなことをしていないにしても、疑わしいことはしてはいけない。それが信用というものだ。同業者として、恥ずかしい。

患者さんに選んでもらおうと日々努力している彼女たちを見ると、頭が下がる、台風のときも、雪の時もみんなで乗り切った。コロナ、敷地内薬局、とおりゃんせ とトリプルパンチだが、きっとこれからの頑張りで、復活すると信じている。頑張ってもらいたい。

薬局は、これからの調剤報酬に翻弄されるだろう。その中で、①面処方の獲得 ②在宅医療の取り組み ③保険外収入の強化 この3つが、今後生き残る薬局であろう。自宅近くの薬局で薬をもらうことが、徐々に、このコロナの影響で定着しつつあるようだ。ピンチの中にチャンスありと、、イクちゃん がんばれ

 

2020年7月1日

一期一会

昔、青年海外協力隊に参加した。終わりなき日常から脱出?するために、青雲の志を持って、現地に赴いたものだ。若かった。あらゆるものが、自分の常識とはかけ離れている。しかも、マラリアにやられ、心身共に疲弊した毎日だった。生活するために精一杯でとても仕事のことなんか考えられない。そんな中でも、同期の隊員たちとは、首都に上がったときに、情報交換して無事を確認し、また赴任地に戻っていく。赴任地に帰ると、また仕事、ここでも終わりなき日常だ。日本のときと変わらない。じゃあ何が違ったか?参加することにより、いろいろな職種の人たちと、ふれあい、刺激することによって、自分が何者が少しはわかってくるのかもしれない。いま、同期の連中は、様々な方面で活躍している。自分の後輩が、つい前日、協力隊の同期とつながっていることがわかった。人生経験を積んでくると、いつどこでつながるかわからない。まさに、一期一会、戦友?でもあり、生涯の友である。

2020年6月20日

感染症

病院薬剤師時代に、感染症対策を経験した。見えないウイルスとの戦いは、大変だ。どこに潜んでいるか全くわからない。やってもやっても、ウイルスは侵入してくる。しかも、ウイルスには様々な形があり、それが様々に変化する。変異だ。せっかく、ワクチンができても、そのワクチンに型にはまらないと、ワクチンの効果はない。インフルエンザがそうだ。事前に、予想して、ワクチンを製造する。時々全く外れてしまい、ワクチンを打っても意味のない?場合もある。やはり最後は、自分の免疫力だ。様々な研究がなされていて、腸内フローラの関与がかなりあることがわかった。それと今回、なぜ、子供たちに無症状の子が、いるのだろうか?あの、おそろしいコロナウイルスに感染しても、熱もでない、なんでもない、一体何なんだろう。子供の免疫力が、大人より強いのだろうか?考えにくい。昔ほど、核家族化が少ないので、そのまま おばあさんに感染させることことは、昔から比べれば少ないだろう。これは、変な言い方かもしれないが、誤解を招くかもしれないが、子供達は、まだまだ未来があるから、神様が味方しているのか?大人は、自分の免疫で戦えと言って、味方をしないのか?よくわからない。でも、胸腺のことを考えると、あながち嘘ではないのかもしれない。子供達には、これから成人になるにあたって、未知のウイルスと戦ってなければならないから、抗体ができるまでの間、神様が手伝って、抗体を作らせているのでは?大人になって、再びコロナが蔓延してくると、昔戦った相手だ、大丈夫となって、軽症ですむ。でも、コロナが変異してくると、苦戦するだろう。手持ちの抗体では、役不足だ。胸腺は、練兵場、思春期までに盛んに、免疫細胞を作って、その後、急速に衰退する。あとは、手持ちの免疫細胞で戦えということか。子孫繁栄に、残りの人生をということなのか。そう考えると、人生は長いようで、短い。人それぞれ生き方がある。残された使命を全うしたい。

 

2020年6月6日

緊急事態宣言

徐々にではあるが、新型コロナウイルスの感染が終息に向かいつつある。今年は、オリンピックイヤーの年なのに、延期になってしまい残念である。思えば、今から60年前に、史上初めて欧米以外の、アジアで行われる五輪大会、そして紀元二千六百年記念行事として準備が進められていたものの、日中戦争(支那事変)の影響等から日本政府が開催権を返上、実現には至らなかったことがある。今回は、延期にはなっているが、コロナ対策を万全にし、ワクチン、治療薬を早急に開発し、世界レベルでの供給を早急に行ってもらいたい。それには、国家レベルでの資金援助が必要だろう。民間では、どうしても損得を考えてしまう。来年は、必ず東京オリンピックを開催してもらいたい。そして、コロナで自粛疲れした、国民に勇気と希望を与えてもらいたい。それが、おいらの望みである。スポーツと音楽、芸術は、人々に勇気と感動を与えるものだ。中止にならないように、切に願うよ。

2020年5月23日

ゴールデンウイーク後の営業時間短縮について

コロナ禍の蔓延により、さらなる営業時間を短縮することに致しました。平日は、月~金まで、18時、土曜日は、17時致します。なお、急な処方箋の応需、OTCの販売については、従来とおり、24時間対応と致します。ご理解のほどをよろしくお願いします。080-9512-9083

2020年5月1日

ゴールデンウイークの営業について

コロナ渦による感染拡大が懸念されているところではありますが、当薬局は、地域住民の皆様の事を踏まえ、カレンダー通り、4/29、5/3、5/4、5/5、5/6は、お休みをさせて頂きます。営業時間は、引き続き短縮営業ではありますが、電話対応は致します。080-9512-9083 よろしくお願いします。

2020年4月25日

営業時間短縮のお知らせ

コロナウイルスの感染拡大が、報道されています。薬局は、自主要請はありませんが、来週から閉局時間を、1時間短縮させて頂きます、月、火、水、金は、19時まで、木、土は今まで通り18時とさせて頂きます。なお、電話による相談、問い合わせは、そのまま行います、よろしくお願いいたします。080-9512-9083

2020年4月10日

おめでとう

つい昨日、国家試験の合格発表があった。ことしは、厳しい合格率になったが、うちに来た実習生は、一人を除いて、皆合格した。ラインでの一報、驚いたけど、本当にうれしかった。わが子のように、愛おしく思うのは、教師冥利につきるのだろう。まずは、スタートラインに立てた、資格職というのは、本当に身を助けるのが、後々わかることと思う、まずは、病院、ドラッグ、薬局に就職、そこで、オイラが教えた社会人としての4つのキーワードを思い出してほしい。これからいろいな人と仕事をしていく。学生時代とはまったく異なる年齢層の人たちと仕事をしていくことになる。己はいったい何者かが、早くわかれば、大怪我はしないだろう。でもこれが難しい、自己を客観的に見ることは、至難の業である。実習中に教えた、3年、5年、7年のスパンを忘れないように、必ず自分の足跡を振り返ってほしい。そしてまた前を向いてがんばってほしい。それと、薬剤師になってからの4つのキーワードをわすれなでほしい。人生長いようで、短い。30を過ぎるとあっという間に、年をとる。光陰矢の如し、毎日の生活に慣れてしまい、終わりなき日常になってしまう。オイラぐらいに年をとると、こんどは向こうに、虹の橋が見えてくる。若い諸君は、向こうに希望の光がみえるだろう。老婆心ながら、皆の手伝いが出来ればと思っている。それが、おいらの本懐である。

2020年3月26日

コロナウイルスについて、

やはり広まってきましたね。ウイルスは目に見えないから、始末に悪い。人類は、昔からウイルスや細菌と戦ってきた。偶然の産物が薬になっている。毒をもって毒を制すとは、まさにこのことである。ウイルスも細菌も、やられまいとして変異する、イタチごっごだ。アフリカでは、長老たちは、若い人たちに尊敬されている。それは、病気と闘ってきて、勝ってきたから強い人と若者から尊敬されている。広い広い村の2カ所で、たき火を焚いて、長老たちを囲んで、よもやま話、家族の悩み事を打ち明け、酒を酌み交わし、食べ物を食べる、古き良き時代の産物だ。日本は、素晴らしい医療水準を持っている。お年寄りもその恩恵にあずかっている。しかし、家族と離れ、施設に入居していることを話すと、トヨタ、ホンダの国が、ロボットで車を作る国が、年寄りを尊敬しないのか、みんなで面倒見ないのかと驚かれた。言葉に窮したのを覚えている。戦後、日本は復興の中から立ち上がってきた。みんなが貧しく、それでもお互い協力し合って、立ち上がってきた。今回も、国難と呼ばれるくらい、深刻な状況に陥っているように見える。でも、きっと立ち上がってくれると信じている。今年は、東京オリンピックの年、記念すべき年だ。2020、後世に伝えるべき記念すべき年になってもらいたい。

2020年3月9日